ガラス品種と機能
ガラスの機能別区分 | ガラスの強度別区分 | |||
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機能 | ガラスの種類 | 強化ガラス (タフライト) 飛散防止フィルム貼となります。 |
倍強度ガラス (HS200) |
フロート板ガラス |
透明 | 透明板ガラス |
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断熱・ 遮熱 | 複層ガラス※ (ペアマルチLow-E) |
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断熱 | 複層ガラス※ (ペアマルチ) |
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遮熱 | 熱線吸収板ガラス |
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熱線反射ガラス (レフライト) |
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高性能熱線反射ガラス (レフシャイン) |
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安全 | 合わせガラス (ラミペーン) |
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装飾 | セラミックスプリント 熱処理ガラス (イマージュ) |
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エッチングガラス (ハイシルエ) |
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※構成するガラスとして、透明板ガラス・強化ガラス・倍強度ガラス・熱線吸収板ガラス・熱線反射ガラス・高性能熱線反射ガラス・セラミックスプリント熱処理ガラス・エッチングガラスが使用できます。
強化ガラス(タフライト)
特性上、万一の破損時には全面破砕し、脱落することがありますので、破損時に脱落が許されない場所でのご使用の際は、落下防止措置を検討する必要があります。製造時、熱処理をしていますので、熱処理をしていない板ガラスに比べ、反射像がゆがみますのでご了承ください。
倍強度ガラス(HS200)
製造時、熱処理をしていますので、熱処理をしていない板ガラスに比べ、反射像がゆがみますのでご了承ください。
合わせガラス(ラミペーン)
中間膜の特性上、70℃を超える場所で長時間使用しますと、発泡することがありますのでご使用は避けてください。中間膜は、長時間水に接していると吸湿して白くなることがありますので、使用環境や金属部材のディテールにはご注意ください。
複層ガラス(ペアマルチLow-E)
強化ガラス2枚で構成する複層ガラスの場合、2枚のガラス共に破損時の落下防止措置が必要です。この場合、複層ガラスの空気層側には飛散防止フィルムは貼れないため、それぞれ室内側面及び室外側面に飛散防止フィルムを貼ることとなります。室外側面は外貼り用フィルムを貼ることとなり、一般的に内貼り用フィルムに比較し寿命が短くなるため、早い段階で貼り替えが必要となります。破損時の落下防止措置のため、室外側ガラスを強化合わせガラスとする構成も可能ですので弊社までご相談ください。
Low-Eガラスで構成する場合、透過色調と反射色調が異なります。また、反射光において若干の色調ムラとなって見える場合がありますが、性能面での支障はありません。
熱線吸収板ガラス
特性上、日射熱を多量に吸収し熱応力が大きくなり、条件によっては熱割れを起こすことがありますので、設計・施工およびメンテナンス上十分なチェックが必要です。
熱線反射ガラス(レフライト)、高性能熱線反射ガラス(レフシャイン)
施工法上、反射像のゆがみが大きくなる場合がありますのでご注意ください。さらに、強化・倍強度・合わせ・複層ガラスなどの加工を施した場合は、施工法上、反射像のゆがみは 避けられません。
セラミックスプリント熱処理ガラス(セラシルエ)
プレーン仕様を透過光でご使用の場合、カラーにより印刷ムラが生じることがありますのでご了承ください。印刷面を室内側にご使用ください。
エッチングガラス(ハイシルエ)
エッチング面に汚れが付着すると除去しにくいため、エッチング面を室内側にご使用ください。エッチングガラスはフロート板ガラスに比べて強度が劣るため、厚さ、使用面積の決定にはご注意ください。
ご注意
上記は、標準的に各種ガラスがご使用になれる例、および各種板ガラスの注意事項(抜粋)です。各種ガラスの選択にあた っては弊社総合カタログ各項のご注意等を必ずお読みください。